ページ

2011年8月27日土曜日

◆今日も完封負け?と思いきや広島に勝ちを譲ってもらう

8月27日、広島戦。
先発は東野と前田。

東野は球は悪くないが、先頭打者にちょっとヒットを打たれただけで四球、四球、で満塁。
牽制悪送球で1点献上とまたもや悪い癖。
あまりにも巨人打線が悪すぎてピッチャーにもプレッシャーがかかるのだろうか。

打線は3回までパーフェクト。
3回ですでに完封負けの雰囲気がぷんぷんしてくるほど打つ気配はなし。
前田は球に力が出て来たね。
東野も調子は悪くないだけに立ち上がりのビビり癖が残念。
まぁ、広島打線もしぶといけどね・・・。
2アウト2塁で4番の栗原、これが巨人なら1塁が空いているのでくさい球で誘ってラミレス三振というところだが、栗原はくさい球に全く手を出さない。

完封どころか、パーフェクトなんてやられなきゃ良いけどね。


5回、運よく阿部と亀井のヒットが続いて1アウト1、3塁で8番古木。
次がピッチャーなのを考えれば迷わずスクイズで行く場面。
っが、原監督は何もせずに古木、東野と連続三振で唯一と思えるチャンスをふいにした。
きっと、あの時スクイズしとけばな・・・。という場面になるだろう。

こういうところで何とかするのが監督の手腕というものだ。


ラミレスは酷い。
どこか悪いんじゃないだろうか。
打撃だけではなく凡フライも取れなくなってきた。
ちょっとあれじゃ出しとくわけにいかないなぁ。

東野は成長したね。
カーブ、チェンジアップ、フォークと変化球をだいぶ使えるようになった。
真っ直ぐとスライダーだけであれだけ抑えてきたピッチャーなわけだから、これだけ使える球種が増えるとバッターも厳しいだろう。
ゴンザレスが抜けたのが痛いが、投手陣は間違いなくどことやっても勝負できる布陣が揃った。
今日は勝てないだろうが、このピッチングを続ければ東野も一流の仲間入りだろう。

あとは打線次第だが、これはすぐにはどうにもならなそうなのでクライマックスシリーズに照準を合わせて、坂本、藤村、ラミレス、小笠原当たりの調子を整えたい。
まぁ、3位以内に入るのもちょっと厳しい状況だが、今年はどのチームも決め手がないので運を天に任せるしかない。
横浜との残り試合が多いのでそこら辺を確実に取っていきたい。


7回、ひょんな所からこの試合最大のチャンス。
由伸がノーアウトから四球で代走鈴木。
2塁へ盗塁した後、ワンバンドの投球ですかさず3塁へ。
打てないなら足で何とかするしかないという典型のような展開。
こういう形でノーヒットで1点なんか入ると今後の展開に大きく影響が出る試合になると思うのだが。
ここで打席がもっとも三振の多いラミレスというのが微妙な展開。
今日の調子からすればかなりの確率で三振か内野フライといった感じだが、守備でもミスをしているので、長年巨人の4番を打ってきた意地だけが微かな期待だろうか。
ノーアウトで次が阿部、亀井ではゴロゴーのギャンブルはできないだろうし、意外と点が入りづらいかも・・・・。


ラミレス、意地のかけらのもないのか、相も変わらずボールになるスライダーを2球続けて追いかけて、当たり損ねのファーストゴロ。
あまりにも酷すぎる。
続く阿部も簡単に追い込まれて、三振の雰囲気が漂っていたが、さすがにどうして、外角ぎりぎりのカーブをレフト前に2塁打。
前田の投球も完璧だったが阿部も一流の技を見せた。

7回を終わって1-1で東野も前田も降板。
今日は正真正銘の投手戦。
両投手ともに素晴らしいピッチングだった。
広島の外野守備も本当にプロの技で超一流。
ラミレスの攻守に渡るお粗末プレーが水を差したのがちょっと頂けないがそれ以外は見ごたえのある試合。
勝敗は勝つに越したことはないが、あとは運しだい。
なんとか、サファテの次まで粘って10回あたりに持ち込めば巨人にもチャンスがあるかも。


8回、ノーアウトからサブローがヒットで出て2アウト3塁、打席は長野。
次が鈴木なので誰が考えても敬遠。
と思ったら、なぜか勝負。
しかも、この局面でストライクのストレート。
さすがに首位打者の長野、この程度は見逃さずセンターオーバーの3塁打。
ん~、広島の意図が全く分からず。

棚ぼたの1点を、山口(若干ひやひやしたが)、久保で抑えて巨人の勝ち。
広島に勝たせてもらった感じ。

しかし、何度見ても天谷の守備は凄い。
感動的に凄い。
ちょっと見たことないくらい凄い。
本当にプロだ。
良いもの見せてもらったって気分だ。

巨人打線は長野と阿部以外は誰も仕事をしなかったが、こんな感じでものにして行くしかないのだろう。
ラミレスははずして走れる選手を入れておいた方が良い。
打撃は我慢できても、あの守備では我慢の限界だ。

2-1で巨人の勝ち。

0 件のコメント:

コメントを投稿

私が最近チェックした記事